ディスクロージャー 2021
27/50

事業価値・規模等ライフステージに応じた支援 中小企業・小規模事業者の事業のライフステージ(概念) (大企業化) (事業拡大) (低迷) (災害・マクロショック) (経営改善) (私的再生) (法的再生) (円滑な撤退) (再チャレンジ) 2 ①創業 ②成長・成熟 ③持続的発展 ④危機 ⑤低迷・再生等 ○中小企業・小規模事業者の事業のライフステージとして、創業から始まり、「死の谷」を越え、徐々に事業を拡大し中堅企業化・株式上場といった「成長発展」を目指す場合もあれば、生業維持を目的とした「持続的発展」を目指す場合もある。いずれの局面においても、金融は企業にとっての血液であり、必要となる資金を調達しながら事業を発展させている。 中小企業・小規模事業者のライフステージに応じた多様な資金需要にきめ細かく対応できるよう、金融機業の発展、ひいては地域経済の活性化が十分に実現されない。 ○ライフステージ毎に特有のリスクがあり、市場原理だけに委ねては木目細かく十分な資金が行き渡らず、中小企業の円滑な資金繰りや事(創業) (死の谷) 業歴 ●金融機関との連携金融機関との対話を通じた連携に注力し、保証付き融資とプロパー融資を柔軟に組み合わせる取組みを充●横浜市や中小企業支援機関等との連携〇横浜市●ファンドへの出資地方創生等への貢献を果たすため、創業者や小規模事業者等の成長を支援する地域ファンド「かながわ中○金融機関訪問金融機関の皆さまに信用保証協会の現状や取組み等をご説明し、信用保証制度を適切にご利用いただくため、金融機関を訪問しています。なお、令和2年度につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により訪問を一部見合わせました。○金融機関との協調融資制度横浜市中小企業融資制度「成長サポート協調資金」の利用要件が緩和され、金融機関と協調した融資制度がよりご利用いただきやすくなりました。令和2年度の協調融資制度の承諾実績 19件 5億77百万円取扱金融機関に融資原資の一部を預け入れることにより、長期・固定で低利の横浜市中小企業融資を実現しています。一部資金では、信用保証料の一部を助成することで、借入時の中小企業・小規模事業者の負担軽減を図っています。令和2年度の横浜市中小企業融資の実績 26,263件 5,289億80百万円〇(公財)横浜企業経営支援財団(IDEC)「小規模事業者向け無料出張相談」で課題を抱える創業保証先の課題解決を支援しています。令和2年度の「小規模事業者向け無料出張相談」への橋渡し実績 7企業 関や支援機関等と連携を図りながら、様々な支援を行っています。○金融機関が事業を見て融資を行うことを前提としつつ、信用創造を図り、中小企業の事業の成長発展を支えていくことが重要となる。 実させることで、中小企業・小規模事業者の事業の発展を支援しています。 小企業支援ファンド」に出資しています。26ライフステージに応じた支援

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る